【 10月- vol.2 】医療情報のデジタル改革:ITチームの存在

医療情報のデジタル改革:ITチームの存在

こんにちは。弊社が本社を置くカナダ、トロントでは紅葉が綺麗な時期に入りました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今月もカンバセーションヘルスではイベント、新しいコンテンツのリリースが複数ありました。最初にご紹介したいのが、旧イーライリリー グローバルITリードであるIan Hamilton氏とカンバセーションヘルスで共同執筆したシリーズ記事を日本語でもリリースしました。『医療情報の技術革命:業界のインサイト トップ5』ではメディカルインフォメーション(MI)における最新トレンド、デジタル化成功例、そして今後の見解などをお聞きしました。そして、『医療情報の変革の主要パートナーとしてのITチームの存在』では、組織内でのITチームの存在や役割、そして、ITチームが円滑にデジタル化を進め、イノベーションを起こしていくための秘訣をお話しいただきました。是非お読みください!!

そして、11月10日にはIQVIAのイベント『製薬会社が2022年に成功するには』にて弊社CCOが登壇いたします。今年度も残り2ヶ月となり、来年度の計画準備に入っている企業、部署も多いと思います。2022年のデジタル戦略を考えるためのヒントとなる内容をお話ししますので、お申し込みの方をお忘れなく!

今月入ってきたニュースで注目なのは、アマゾンが医療機関や高齢者施設向けにAlexaの新しいソリューションを展開すると発表したことです。この新しい試みによって、患者や入居者はAlexaデバイスを用いて、音声でナースコールや家族との連絡が可能になります。また、施設ごと、入居者ごとに機能をカスタマイズできるため、施設管理者としてもこれまでのワークフローに合わせてAlexaを使うことが可能です。施設の効率化と生産性の向上、患者や高齢者の暮らしの質の向上にもつながることが大きく期待されます。カンバセーションヘルスとしても音声機能は力を入れている分野の一つです。より人間同士のコミュニケーションに近い、音声が医療現場に広がることは患者、そして医療従事者の双方にメリットがあると考えています。今回のAlexaの医療現場への進出によって、医療現場での音声デバイスの活用が進むことに大きな期待をしています。

 

お知らせ

〜学会・イベント〜

1. 製薬会社が2022年に成功するには | IQVIA

日時:日本時間11月10日 (水) 午前1時 *ご登録いただくと後ほど録画視聴可能

申し込み:https://bit.ly/3FIcaXg

デジタルツールによるコミュニケーション・情報提供が常識となったいま、製薬会社による患者さんの関係性にも変化が求められています。顧客は製薬会社とのコミュニケーションを求めており、企業は柔軟にその需要に応えれるかが2022年以降の成功を左右する大きなポイントであると考えます。今回のウェビナーでは企業が顧客の情報提供への需要に応えつつ、内部の調整をスムーズに進められるようなデジタルツールの導入方法をステップごとに解説していきます。

〜最新リリース記事〜

1. 医療情報の技術革命:業界のインサイト トップ5

ここ2年で医療情報においてもデジタル化の波が訪れました。そこで、製薬業界ITの第一人者であるIan Hamilton氏にメディカルインフォメーション(MI)における最新トレンド、デジタル化成功例、そして今後の見解などをお聞きしました。Ian氏によると、医療業界におけるテクノロジーで今後注目なのは、カスタマイゼーションとオムニチャンネル。詳しくは弊社のnoteより!!

2. 医療情報の変革の主要パートナーとしてのITチームの存在

大手グローバル製薬会社のITリードを務められたIan Hamilton氏がみる製薬会社のデジタル化の成功は組織構成に?ビジネスとIT部が円滑にデジタル化を進め、イノベーションを起こしていくのには2つの部をつなげる工夫が必要だと説明しています。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

〜外部イベント情報〜

1. HxD 2021 IDEAS Day Celebrating i2.JP 1st Anniversary

弊社もパートナー企業として登録させていただいているi2.JPがこの度イベントを開催します。「日本におけるエコシステムモデルに基づく革新的なデジタル ソリューション推進」をテーマに国内外の具体的な先行事例を通じて、日本での目指すべき方向性と現状課題の認識、課題の解決策に関するディスカッションを行います。

日時:11月11日(木)13:00-17:35

申し込み:https://astrazeneca.zoom.us/webinar/register/WN_DmxGShLQT-KPaoRkIhRioQ

 

製薬DX・AIの最新ニュース

DX・Thought Leadership

1. 大日本住友製薬・社長 MR活動は今後「ハイブリッドの形になる」| ミクス (和)

アフターコロナ時代のMR活動について、大日本住友製薬の野村社長は「全面的にFace to Faceになるかといえばそのようなことはなく、オンラインも活用したハイブリッドの形になる」と述べた。医療関係者のニーズに応じて、リアルの活動とともに、コロナ禍で浸透したオンライン面談やネット講演会などの様々なタッチポイントを使用していく見込みだ。オンライン面会などのデジタル需要が伸びる一方、従来の対面を望む医師も少なくない。医師のニーズに応えつつ、生産性をあげるためのハイブリットアプローチを進める。

2. ヘルスケアーにおけるDXへの需要2028年まで右肩上がり | Digital Journal (英)

A2Zマーケットリサーチが発表した最新の「ヘルスケアー業界におけるデジタルトランスフォーメーション」によると2028年まで業界でのDX需要は落ち着くことなく伸び続ける見通し。これは、新型コロナウイルスの影響で加速した医療業界のDX化が引き金となり、大手企業の医療業界への規模拡大や参入が長期的な需要へつながっている。

3. デジタル革命によってヘルスケアがよりインクルーシブに | World Economic Forum (英)

医療業界で進むデジタル化により、患者一人一人のデータ取得が進んでいる。これは今までデータの中から大半を占めている結果を元に薬品の開発や治療方法が決められていた医療形態から、より個人のデータに基づいたカスタマイズされた治療アプローチを可能にしている。これまでデータの不足により治療方法や薬はマジョリティーを対象にした者がほとんどで、年齢、性別、人種などによって治療を変えることはほとんどなされていなかった。しかし、より詳細なデータの取得によって、全ての人が、その人にあった治療にカスタマイズできる医療サービスの提供もそう遠くない。

4. デジタルヘルス エコシステム: 医療業界のリーダー層の声 | McKinsey& Company (英)

マッキンゼーは製薬、医療テク、医療従事者などを含むヘルスケア業界のリーダー層にデジタルヘルスに関する調査を行った。調査の結果、デジタル化の流れの継続はもちろんのこと、デジタル化の目的を「患者の健康」においていること、患者は一つのデジタルソリューションに限られたサービスではなく、デジタルツールを用いたジャーニーを求めていることが明らかになった。また、医療DXの成功の秘訣は「明確な戦略」と「デジタルに対する企業文化の変化」があげられた。

5. ヘルスケアのデジタル化には「信頼」が必要不可欠 | Forbes (英)

テクノロジーの進化によって患者のより精密なデータの取得が可能になったり、遠隔診療が可能になるなど大幅に便利になった。しかし、より多くの医療データを取得、有効活用するためには人々からの「信頼」がなくてはならないとNTT DATA Service, SVPのLisa Eschは公言した。データ管理に関するセキュリティーの強化を進め、よりユーザに信頼されるテクノロジー、そしてデータ管理を可能にすることによって医療DXは新たなステージへ進めるだろう。

6. 医療DXにおけるこれからの課題 | HealthTech (英)

医療業界におけるデジタル化が急速に進んでいるものの、他の業界に比べるとまだこれから成長がある分野である。これは規制の厳しさや、データセキュリティーの観点でより慎重な対応が必要であることが背景だ。これから更なるDX化を進めるためにはやはりサイバーセキュリティーの強化がポイントとなる。サイバーアタックを受け、患者の個人データが漏れてしまうことは許されないため、他業界以上のデータセキュリティーを進める必要がある。

AI・チャットボット

1. 遺伝カウンセリングにAIチャットボット活用 | The Medical AI Times

ノルウェー・ハウケラン大学病院の研究チームは、「遺伝性乳がんおよび卵巣がんに関する遺伝カウンセリング」を専門としたAIチャットボットを構築し、検証していることを発表。遺伝カウンセラーや臨床遺伝学者、エンジニア、患者、などの多様なメンバーで構成される学際的研究チームが開発を進める今回のAIチャットボットは、「遺伝カウンセリングの新しい形」として注目される。

2. 医療AIの普及、厳しい日本の規制が壁に|日経新聞

日本は他国に比べ医療分野での人工知能を使ったソフトウエアの普及が大幅に遅れてる。その原因の一つは厳しい規制にあることから、政府の規制改革会議は25日、承認や審査の仕組みを改善し迅速に対応するよう厚生労働省に要求した。内閣府によるとX線や内視鏡の画像診断支援ソフトなどで、日本の承認件数は20件程度、米国の6分の1以下、韓国(47件)の半分以下だという。イノベーションの妨げとなっている規制緩和の対応が急がれる。

音声

1. アマゾン Alexaを病院や高齢者施設に導入 |TechCrunch (和) Forbes (英)

アマゾンは医療機関や高齢者施設向けにAlexaの新しいソリューションを展開すると発表した。Alexaデバイスによる音声メッセージ、ニュースやお知らせの配信、音声通話やビデオ通話などの入居者間コミュニケーションから施設の管理者による、患者や入居者にカスタマイズされた体験を作り出すことも可能だ。施設の効率化と生産性の向上、患者や高齢者の暮らしの質の向上にもつながることが期待される。

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